異国の地で失踪しました(留学2日目)

  どうも、ガンバレットです。

  今日も現地時間の21時に書いています。


  このホストファミリー、寝るのが早い。


  ヴィクトリア自体、そういう傾向があるかもしれないのですが、10時には確実に就寝です。もう9時過ぎには夜更かししてる感覚です。

  こんな健康的な生活、久しぶりです笑。

  さらに、語学研修も朝9時からで、ホストファミリーの家も大学に近いので、十分に睡眠がとれます。そして、3時までには全ての授業が終わるので、そこから全て自由。

  正直快適すぎます。

  なんで、僕は日本で通学に往復4時間強かけてるのか意味がわかりません。


  しかし、一部の方はこう思うのではないでしょうか。

  「お前、時間あってもどうせネットばかりしてるんだろ」

  

  答えはNoです!(ドヤ)。


  実のところ、本当にネットをあまり触ってません。それにはいくつか理由があります。

  まず、ホストファミリーの家、大学以外でネットが使えません。

  僕の日本の携帯会社が、あるカナダの会社と提携しており、その会社にモバイルデータ通信繋げたら1日20M強までなら、1日あたり2000円ほど払えば使えますが高いじゃないですか笑(提携してないとこだと20M使うと1日あたり確か5万かかる)。

  次に、ホストファミリーの家のwifiのデータ通信量に限度がありそうです。

  ホームステイオリエンテーションで、オンラインのネットゲームをするな、映画をダウンロードするな、というものがありました。これは(寝ぼけててリスニングできなかったので定かではありませんが)wifiの通信量に制限があるみたいです。だから怖くて使えません笑。

  さらに、昼間の語学研修で疲れて、そもそも夜更かしする気力が起きません。

  身体を動かしたわけではありませんが、脳が英語で死にます。たしかに、アホみたいに日本人の留学生がいます。しかし、語学研修中は、現地の先生、現地の学生、外国の学生はもちろん、日本の学生とも英語で会話しました。

  最初のほうは、結構たのしい。英語でコミュニケーションが取れることは、とても楽しい。たのしいのは、この体験が新鮮だからだと思いますが、今日は楽しかったです(小並感)。

  しかし、疲れる。

  日本語もしゃべられなくなる。

  そんな状態では、ネットする気力もないです笑。


  ということで、結構ネットから隔離された僕ですが、今日はそれが完全に裏目に出ました。


  本当は、僕の大学での陰キャぶりを話そうかと思っていましたが、思わぬハプニングがありました。


  はい。タイトルの通り、失踪しました。


  べ、べつに話を盛ったんじゃないんだからね!

  僕のホームステイ先は前述したように、大学に距離的にはかなり近いです。車なら15分かからないくらい。しかし、少しバス停まで歩くため、バスを使うと30分弱かかります。

  こいつが全ての元凶です。


  バス。

  

  日本と違い、バス停名がありません。初見殺しです。

  まあ、ちゃんと行きは大学までホストファミリーと一緒にバスで行きました。そこでバスチケットやバスパス(一ヶ月定期)の使い方を教えていただいて、バスに乗ってすぐに大学に着きました。周りがほとんど自然と住宅街で、田舎でした。

  時間は測ってませんでしたが、ホストファミリーが「バスでは通学に20から30分かかる」的なことを言ってだはずなので、「バスに20分かそれ以上乗れば最寄りのバス停に着く」とちゃんとバス停も記憶しました!これで帰りも安心です!

  このとき、帰りのバスチケットもホストファミリーの方にいただきましたが、万一のことを考えて、バスパスを買って帰ります。

  帰りのバスでは、もう早く寝ることだけを考えてました。

  帰りのバスでは日本人の友達と一緒でした。

  え?あぁ、もう陰キャは卒業しました笑

  その友達はホストファミリーの家が大学からとても近く、バスで10分かからないそうです。

  さて、バスが出発して10分も経たない頃、なんとなく見慣れたバス停に着きました。しかし、その友達は言います。

「まだ10分も経ってないよ?」

  そうです、どう考えても近すぎます。僕も思いました、流石にないな、土地勘もないし、景色も似たようなとこ沢山あるし、まだ田舎だからもう少し先だろう。

  その友達はその少し後に降りました。近いのはいいですねぇ。


  しかし、そこから風景がガラッと変わりました。ヴィクトリアのダウンタウンに入りました。見事に全く見たことのない景色です。

  ここら辺で確信しました。


「ああ、やらかしたわ」


  土地勘がないので、降りるにも降りられません。携帯もネットが繋がってません。ホストファミリーに連絡が着きません。


  めっちゃ焦ります。


  うーん……どうしようか。

  道を聞くのがベターかな……。

  それとも、このバスが大学に戻るのに賭けてみるか……。そしたら大学のwifiが使えるし……。


  しかしバスは、ダウンタウンからも離れて行きます。僕はなけなしの英語力で、ホストファミリーの家に近いストリートの名前を出して、行き方を運転手に聞きました!


  ……しかし、答えを全く聞き取れませんでした。

  ……僕は「知らない」というニュアンスだけ感じ、引き下がりました。


  こうなったら、大学に戻っていくことを信じるかありません!

  よく見たら、ダウンタウンから大学の方角へ戻っているようです!


  大学から終点まで1時間乗りました。

  最終的にはダウンタウンからも大学からもホストファミリーの家からも、遠く離れたショッピングモールで「降りろ」的なことを言われました(寝ぼけてたからリスニングできなかった)。


  はい!失踪完了です!


  しかし、僕の「途中で降りない」選択肢は合っていたようです。

  そのショッピングモールに、「大学行き」のバス停がありました!


  ジーザス!!!


 そして、大学へ戻り(1時間かかった)大学のwifiを使うと、ホストファミリーの方から、沢山のメールが来てました……!

  そのまま迎えに来てもらいました。(降りるべきバス停は、みなさまの予想どおり、僕が「近すぎるから違うな笑」って思ったバス停でしたぁ!)


  ちなみに、ボキャ貧の僕は、迎えに来ていただいたホストファミリーに「I’m sorry 」と「Thank you」しか言えませんでした……。

 

  3時に授業が終わり、帰ったのが5時過ぎ。うーん、日本の時の通学時間と変わらんやんけ。


  もっと書きたいことがあるのですが、今日は眠いのでここまで。(土日とかに加筆するかも)


  明日も頑張るぞい!